野獣死すべし』(やじゅうしすべし)は、1997年の日本映画。大藪春彦の同名小説の映画化作品の一作である。

概要

  • オリジナルビデオの企画として、続編『野獣死すべし 復讐篇』との2本立てで作られた。
  • 本作の伊達邦彦は「新聞工場の印刷工」「幼い日のある夜に、自分の目の前で殺された両親の敵をとる」という設定になっている。
  • 企画にあたっては、原作者の大藪の遺族からの意向を受け、時代に合わせた設定の修正以外は原作に沿ったストーリーとした。

キャスト

  • 伊達邦彦:木村一八(幼少期:池上央将)
  • 伊達晶子(邦彦の妹):三浦早苗(幼少期:岡崎愛)
  • 智子(邦彦の叔母):ひし美ゆり子
  • 矢島裕介(邦彦の両親を殺した黒幕の政治家):内田勝正
  • 伊達英彦(邦彦の父):岡島博徳
  • 伊達佐和子(邦彦の母):西尾真理

パート1

  • 大山勝(刑事):永澤俊矢
  • 小林久美子:中島宏海
  • 真田(伊達の元同僚):芹沢礼多
  • チャーリー陳:趙方豪
  • 岡田:山西道広
  • 塙雅子(伊達のマンションの隣人):真梨邑ケイ
  • 薄田(闇医者):佐藤蛾次郎
  • 塩田:草薙仁
  • 関川:常川博行
  • 三田徹夫:垂水直人
  • 稲宮誠
  • 陳のボディガード:沢田豊志
  • 真田の妻:徳永廣美
  • 真田の娘:森岡朋奈

復讐篇

  • 若月貴美子(矢島の選挙カーのウグイス嬢):久野真紀子
  • 矢島雅之(矢島裕介の息子):榊原利彦
  • バーのマスター:名高達男
  • 高田:須藤正裕
  • 小川:金子研三
  • 市村:木村栄
  • 水野:木下ほうか
  • 長谷川 :松山鷹志
  • 町田:飯島大介
  • ロバート(武器売人):セルジオ・アラーコン
  • アンナ(ロバートのエージェント):沢木麻美
  • モデルガンショップの親父:諏訪太朗

スタッフ

  • 監督:廣西眞人
  • 原作:大藪春彦
  • 脚本:森岡利行
  • 音楽:石川忠
  • 撮影:田口晴久
  • 技斗:多賀谷渉
  • スタント:オフィスワイルド
  • ガンエフェクト:BIGSHOT
  • 音響効果:中村佳央(東洋音響カモメ)
  • スタジオ:日活撮影所
  • 現像:東映化学
  • タイトル :島田プロダクション
  • モデルガン協力:バクレツパイナップル、東京マルイ
  • 製作指揮:加藤博之
  • 製作者:池田哲也
  • 企画:武内健
  • プロデュース:小野克己、高橋伸行
  • 製作協力:フィルム・シティ
  • 製作:大映

脚注


駿河屋 日本映画傑作全集 野獣死すべし(映画)

『野獣死すべし (映画シナリオ 東宝株式会社 非売品 発行年記載なし 1959か)』|感想・レビュー 読書メーター

野獣死すべし (1980) — The Movie Database (TMDB)

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