クレセンテ(Crecente)は、スペイン、ガリシア州、ポンテベドラ県の自治体、コマルカ・ダ・パラダンタに属する。スペイン国立統計局によると、2010年の人口は2,540人(2009年:2,596人)。住民呼称は、男女同形のcrecentense。カスティーリャ語による表記はCreciente(クレシエンテ)。

ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は98.32%(2001年)。

地理

クレセンテはポンテベドラ県の南東部に位置し、コマルカ・ダ・パラダンタに属する。隣接する自治体は、西がア・カニーサとアルボ、そして北がオウレンセ県のメロンとリバダビアと、東がオウレンセ県のコルテガーダとポンテデーバとパドレンダの各自治体と隣接、南はミーニョ川をはさんでポルトガルと接している。自治体の中心地区はクレセンテ教区のクレセンテ地区。

人口

歴史

隣接自治体アルボとの境界地域の山中で、ペトログリフが発見されている。鉄器時代のカストロ文化の遺構としてはキンテーラ教区のシダのカストロが残されており、発見された遺物は、現在ポンテベドラの県立博物館とビーゴの市立キニョーネス・デ・レオン博物館で見ることができる。

古代にはこの地域はトゥロニオ地域に属していた。

カスティーリャ=レオン王フェルナンド4世によってフェルナンド・イアニェスにクレセンテの領主権が授与され、1642年にはスペイン王フェリペ4世によってバルタサール・デ・ソトマジョールにクレセンテ伯領が与えられた。

フォルネーロス城は、ポルトガルの独立をめぐってカスティーリャ王アルフォンソ7世と初代ポルトガル王アフォンソ1世の間で戦われた戦いに起源をもつ。現在塔が残されている。

政治

自治体首長は、ガリシア国民党(PPdeG)のフリオ・セサル・ガルシーア・ルエンゴ・ペレス(Julio César García Luengo Pérez)、自治体評議員はガリシア国民党:7、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE):2、ガリシア民族主義ブロック(BNG):2となっている(2007年自治体選挙結果、得票順)。

教区

クレセンテは11の教区に分けられている。太字は自治体中心地区のある教区。

参考文献

外部リンク

  • クレセンテ公式サイト

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