Billboard Japan Hot Albums(ビルボード・ジャパン・ホット・アルバムズ)は、Billboard JAPANによって発表されている日本の音楽チャートである。2015年6月に設立された日本初のアルバム複合チャートである。

チャートの構成

2021年4月時点のBillboard Japan Hot Albumsは、以下の3要素で構成されている。米国ビルボードのアルバムチャートBillboard 200のノウハウに加えて、日本の特色であるレンタルCD市場を考慮した「ルックアップ」指標が加算されることが特徴。なお、Billboard 200では用いられている単曲のダウンロード売上やストリーミング再生数は集計対象となっておらず、あくまでパッケージ単位でのチャートとなる。

2022年12月7日発表以降から、ルックアップ指標の集計が廃止となる。これは、データ提供元であるGracenoteの事情によりデータ集計が不可能となるためとしている。なお、Hot Albums開始以降、チャートを構成する指標が除外されるのは、これが初めてとなる。

一方で、CD売り上げをチャートのベースにしている関係上、いわゆる特典商法に強く影響される面があった事から、販売数のみから脱却する意味で、2024年12月26日付チャートよりストリーミングサービスの再生回数を算出対象に加える。

  • CDセールス - サウンドスキャンによるリアルストア、コンビニエンスストア、Eコマース全ての販売チャンネルの9割以上をカバーするパッケージ実売データを基にした全国推定売上枚数。
  • デジタル・ダウンロード - GfKジャパンが提供する国内主要音楽ダウンロードサイトiTunes、Amazon、mora、mu-mo、レコチョクの販売実績と、Luminateが提供するその他音楽レーベルのiTunesでの販売実績による推計値。バンドル(全曲一括)ダウンロードのみが対象。GfKジャパン集計分、もしくはiTunesでの推計値のいずれかが用いられる。
  • ルックアップ(2022年度をもって廃止) - CDレンタルや個人間のCD貸し借りをフォローする指標。GracenoteによるCDDBの楽曲情報に対するアクセス数から得られた推定のCD稼働数。
  • ストリーミング(2025年度より対象) - GfKジャパンが提供する国内主要ストリーミングサービス(Amazon Music、Apple Music、Spotifyなど)の再生回数。

記録

Hot Albumsチャートで最初に首位を獲得したのは、2015年6月8日付けのSuperflyの『WHITE』だった。非日本人歌手の最初の首位は、同年10月5日付けのマルーン5の『シングルス』だった。

首位獲得作品

週間

年間

通算2週以上週間1位を獲得したアルバム

年間TOP10

脚注

外部リンク

  • Billboard Japan Hot Albums

Billboard Japan Hot Albums Charts Billboard JAPAN

Billboard Japan Hot 100 Charts Billboard JAPAN

Billboard Japan Top Singles Sales Charts Billboard JAPAN

Billboard Japan Hot Albums Charts Billboard JAPAN

Billboard Japan Hot Albums Year End Charts Billboard JAPAN