三ヨウ化アンチモン(さんヨウかアンチモン、antimony triiodide)は、化学式が SbI3 の無機化合物である。深紅色の固体で、化学式が SbxIy の中で唯一単離できる化合物である。気体の三ヨウ化アンチモンはピラミッド形の分子であることがVSEPR理論によって予想される。固体状態では、Sb 中心は6個のヨウ素が形成する八面体に囲まれているが、6個のヨウ素のうち3個は近く、他の3個は離れている。関連化合物に三ヨウ化ビスマスがあるが、この Bi-I 距離は全て等しい。

三ヨウ化アンチモンは熱電気材料の作成においてドーパントとして使われる。

脚注


三酸化アンチモン 市場のサイズ:2023年から2030年の予測される成長とトレンドで未来を形成する

ヨウ化アルミニウムを用いたヨウ素化反応:臭素化・ヨウ素化反応解説シリーズ 27 Chemia

アンチモン化合物 三酸化アンチモン、中国不振響き内需2割減へ 化学工業日報 電子版

アンチモン製品 日本精鉱株式会社

三塩化アンチモン JapaneseClass.jp