カルロス・プラチス(Carlos Prates、1993年8月17日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家、元キックボクサー。サンパウロ州タウバテ出身。ファイティング・ナーズ/ヴァーリ・トップチーム所属。UFC世界ウェルター級ランキング13位。
来歴
少年時代は問題児であったため、15歳の時に母親が護身のためにプラチスにムエタイを習わせた。2012年にプロ総合格闘技デビュー。また、総合格闘技と並行してキックボクシング、ムエタイのキャリアを積み、総合格闘技で4敗目を喫した後にタイへ移住し、タイガームエタイとプーケット・ファイトクラブで6年間トレーニングを行った。
2023年8月29日、Dana White's Contender Series 60でミッチ・ラミレスと対戦し、左ストレートで2RTKO勝ちを収め、UFCとの契約権を獲得した。
UFC
2024年2月10日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Hermansson vs. Pyferでトレヴィン・ジャイルズと対戦し、左ストレートで2RKO勝ち。この試合はUFCの2024年デビュー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
2024年6月8日、UFC on ESPN: Cannonier vs. Imavovでチャールズ・ラドキと対戦し、ボディへの左膝蹴りで1RTKO勝ち。2試合連続のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2024年8月18日、UFC 305でリー・ジンリャンと対戦し、左フックで2RKO勝ち。3試合連続のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2024年11月9日、UFC Fight Night: Magny vs. Pratesでウェルター級ランキング15位のニール・マグニーと対戦し、テンプルへかすめた左フックで1RKO勝ち。4試合連続のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
人物・エピソード
- 喫煙者であることを公言しており、プラチスは「15歳の頃からタバコを吸っていたと思う。タバコを吸っていない期間よりも、吸っている期間の方が長い。僕にとってそれは習慣なんだ。試合当日にもタバコを吸うし、それが普通なんだ」「アスリートが喫煙するのはダメだとよく言われるけど、僕はアスリートのような人間ではない。僕は自分自身をアスリートではなくファイターと呼ぶのが好きなんだ。パーティーに行ったり、タバコを吸ったり、飲酒することもある。もちろん、それは良くないことだけど、僕は試合に勝つ方法を知っているし、うまくいっているよ」と語っている。
- 母国語のポルトガル語の他に、英語を流暢に話すことができる。
- 一人娘がおり、娘はオーストラリアに住んでいる。
戦績
総合格闘技
獲得タイトル
- 総合格闘技
- SFTウェルター級王座(2022年)
- キックボクシング
- SFTウェルター級王座(2021年)
表彰
- UFC
- パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(4回)
- デビュー・オブ・ザ・イヤー(2024年/トレヴィン・ジャイルズ戦)
- ニューカマー・オブ・ザ・イヤー(2024年)
- MMA Junkie
- ニューカマー・オブ・ザ・イヤー(2024年)
- MMA Fighting
- ルーキー・オブ・ザ・イヤー(2024年)
- Cageside Press
- ニューカマー・オブ・ザ・イヤー(2024年)
脚注
関連項目
- 男子総合格闘家一覧
- UFC選手一覧
外部リンク
- カルロス・プラチス (@thenightmare_170) - Instagram
- UFC 選手データ
- TAPOLOGY 選手データ
- ESPN 選手データ
- MMA Junkie 選手データ
- カルロス・プラチスの戦績 - SHERDOG(英語)

![カルロス! Togetter [トゥギャッター]](https://pbs.twimg.com/media/DxLYcyTU0AEb36O.jpg:medium)

